懲りずにエンジン壊すので、いい加減自力で腰下割れるようにならないと埒があかない。腰下割るにはクランクケースセパレータと言う特殊工具が必要で、これまた結構なお値段がする代物だ。ただ、ヤマハ純正のクランクケースセパレータは、色々な車種に使えるような構造だが、私はGアクの腰下さえ割れればいいので、何とか自作できないかと思ってでっち上げたのがコレ。
クランクケースには両側共、M8のタップ穴がある。何も取り付けられていないところを見ると、おそらく組立時にこのタップを使ってクランクを引いているのだろう。コレを使わない手はないので、ここに柱を立てて梁を渡し、クランクを押し引きするネジ棒を支えればよい訳だ。
各部の寸法とかは、言葉で表現できないので、別途図面書いて貼る事にするが、とにかくクランク割る事は出来た。あと問題は組めるかどうかだが、ここまで出来れば多分大丈夫だと思う。
滅多に使うものではないが、無いと作業できないものなので、持っておいても良いかな。
追記:クランク割ってみたら、クランクベアリングの内部に、相当大量のアルミ粉末が入り込んでいた。コレを見たら洗浄しても落ちるとは思えない・・・。
ピストンに穴開けちゃったら、素直にクランク割った方が良いと思いまふ・・・。
寸法入りの画像はここ
追記:ネジ棒と先端ナットは、ねじ込み後緩まないように ピンで固定。 |