 |
テールLED化(その3) |
|
 |
LEDテールVer3も、やはり「テールが暗い」と言う問題を克服できず、どうしようかと思っていたのだが、やっぱりどう考えてもACとDCが混在すること自体が許せなかったので、テール側もDC駆動に変えてしまう事にした。要はテールランプの配線(青)をぶったぎって、キーONした時DC12Vが供給されるようにすればよい。うちのは元々、電タコ用に12Vのレギュレータを入れた電源があったので、ここから引っ張ることにした。あれこれ難しいこと考えるより、最初からこうしとけば良かった。
で、ランプユニット自体だが、テールの供給電圧が変わってしまったので、ちまちま修正するよりはと、ひと思いに作り替えてしまった。今回のLEDテールVer4は、LED60+2個使用で、テール部分に20+2個、ブレーキ部分に40個LEDを使っている。テール側の電源はレギュレータ通しているので、ブレーキ側だけ基板上にレギュレータを載せている。前回Ver3で、多少基板の周りに余裕があったので、いい気になって大きくしたら今度はギリギリでちょっと焦ったが、何とか押し込んで、さあ点灯。
をを、イイね。
アイドリング中でも明るさは安定してるし、何よりテールとブレーキが同時に点灯するのがGOOD。テール側の明るさもこれなら十分と言う感じ。 もう面倒くさいのでこれで良いことにしよう。
|
 |
妖しい2個一バルブ |
|
Gアクのヘッドライトは大して明るくない(って言うか暗い)。まぁ、普段暗くて走れないなんて事はないのだが、もうちょっと明るくても困る事はないはずだ。しかし、Gアクのヘットライトバルブ(PH8)の高効率ハロゲンって結構高い。H4なら100W相当とかって言うのが数百円で買えるが、PH8だと60W相当の奴が2600円もする。何かいい方法がないかと思っていたのだが、H3なら(High/Lowは切り替えられないが)何とかくっつけられそうな気がしてきた。
で、作ってみたのがこの2個一バルブ。要はタマ切れしたPH8の口金を外し、そこにH3をくっつけただけ。 |
|
 |
ケーブルを半田付けした後、隙間に金属用のエポパテを使って埋める。この時H3のフィラメントの位置をPH8に合わせるようにする。エポパテが高温に耐えられるかどうかは不明。(マフラー用のパテが高温に強いので、次回はマフラーパテでやった方がよさげ)
で、実際に装着したのだが、明るさ的にはノーマルバルブよりは明るいかな、って言うくらい。High・Low切り替えは出来なくなるが、これがランプスイッチになったりする。
所詮は自己満足のための改造でした。
9/16追記:その後、3日ほどの使用でエポパテ部分は黒く変色。更に接点部分の半田が溶解するという状態で、いいかげんヤヴァイので使用中止 |
 |
LEDウィンカ |
|
|
テールのLED化を始めた時から、やるならウィンカもLEDと決めていたのだが、コレが結構めんどくさい。何と言ってもウィンカは4個ある上に、リレーもそのままでは使えない。ちんたらやってたら、結局2週間以上掛かってしまった。 ウィンカ自体は、ユニバーサル基板上に5個直列にしたものを4列配置して、1箇所あたり20個、黄色の高輝度LEDを使うことにした。このLEDも秋月で100個700円で仕入れてきたものだ。本当はきちんとウィンカハウジングの形状を当たって、基板の大きさとかLEDの配置とか決めた方が良いのは分かっていたが、何せ外すのがめんどくさいので適当に作ってしまった。ただ、一応配光パターンを考えて、放射状にLEDを並べるくらいの努力はした。 |
|
 |
こんな感じ。指向角が15°位なので放射状に配置したが、コレもめんどくさい。
5個直列でも、12V直に加えると、かなりやばそうな位明るい。実際テスト中に何個かトバしたので抵抗入れたが、今度はちょっと暗すぎたかも・・・・ |
|
 |
ウィンカリレーは「555」って言うICを使ったありがちな回路。最初はリレーとC,Rの組み合わせの回路を試したが、いまいち安定しないのと、負荷によって動作に影響が出ちゃうので却下した。
リレーが2個乗っているのは、車幅灯点灯用の回路を追加したため。手持ちの小型のプラケースに何とか突っ込みたくて結構ぎちぎちに詰め込んだ。また、折角作るんだからとハザード機能もくっつけてしまった。
今回のはターンスイッチを入れた瞬間に、「点灯」から点滅動作が始まるようにしたかったのだが、最初の点灯が何故か一瞬で終わってしまう。まぁ、この辺が機械屋さんの限界と言うことで・・・・。 |
|
 |
一応回路図なんか上げてみるが、妖しい所満載なのであまり信用しないよーに。
ノーマルウィンカリレーは取り外し、そこに12Vの3端子レギュレータを入れている。ウィンカリレー自体は、スイッチからメインハーネスに繋がる6Pのコネクタに入る線のうち、濃茶と濃緑の線を切断し、その間に挿入する形になる。また、ノーマルのウィンカ回路に付いているウィンカブザー(カチカチ言う奴)は、外さないと常にハザード動作になってしまう。 ハザードスイッチは新設なので、メーターカバーの左側に穴を明けて、適当なプッシュスイッチを接着で固定した。防水とかかなりやばそうだが放置。 |
|
 |
テールはこんな感じ。ウィンカの基板を適当に作ったので、入るかどうかかなり不安だったが、何とか押し込めた。ハザードもちゃんと動作するので、内心かなり安堵。
ただこれまた適当にホットメルトで基板止めてるので、走行中外れそうな予感アリアリ。 |
|
 |
フロントはこんな感じ。いい加減暗くなって、ストロボ焚かないと長時間露出でぶれまくり。
今回は時間がなくて、車幅灯まで手が回らなかったり、細かい所が相当いい加減なので、近々修正必須かな。
でもこれで、LED実装数は合計102個になったので、きっと『LED実装数では日本一』だろう。(無論未確認)
もうしばらくは電気ネタはイイや。 |
|
|
|
 |
LEDテールver5 |
|
|
 |
またまたLEDネタだが、テールランプを新しく作り直した・・・・って、全然変わってないぢゃんと思う方も多いだろうが、LEDの個数や配置はほとんどこれまでのものと変わらないが、LEDの制御回路が違うのだ。
要は、スモール点灯の状態と、ブレーキ点灯の状態とでどうやって明るさを変えるか、って言うことだが、今回
LM317を使った、「カレントミラー回路」って言うのを教えて貰ったので、採用してみた・・・
「をを、すげーイイ」
こんだけ明るけりゃ、文句なかろ・・・ (2005.4.25)
←マウス乗せるとブレーキ点灯状態になったり・・・
|
|
 |
|
|
|
 |
LEDヘッドver0.90 |
|
|
 |
テール、ウィンカとLED化して、メータ照明はEL、インジケータもLEDなので、後はヘッドライトさえ何とかすれば、
「電球レスのスクータ」
になる。
ヘッドライトのLED化は以前からやりたいネタだったのだが、何分超高輝度のパワーLEDは高くて手が出なかったのと、放熱やら電源やらの問題をどうするか、いまいち決まらなかったので手つかずだったのだ。
今回、某ルートでパワーLEDが手に入ったので、いささか強引だがヘッドライトとして使ってみる事にした。
今回使ったLEDは、Luxeon LXHL-NWE8と言う1Wのコリメータレンズ付きパワーLEDだ。フルパワーで点灯させると、正面からでは直視できないほど明るいが、定格100%で使うと寿命が短くなるらしいので、80%位で使う事にする。このLEDを3個直列にして、アルミ削り出しの放熱ブロックに取り付け、ヘッドライトに組み込んだ。
コリメータレンズが付いているので、横方向への拡散は微々たるモノ・・・と言う事でランプケースのリフレクタ部分は黒く塗ってしまった。レンズ自体は1型の純正だが、レンズカットがある方が多少でも拡散するぢゃろ。
電源はかなり悩んだが、今回はmax300mA程度なので、CRD(低電流ダイオード)を束ねて使う事にした。
一応、Hi/Lo切替SWで、明るさが切り替えられるようにした。また、BWsのライトon/offSWを使って、メインのLEDは消灯可能とした。(一応5φの白LEDで、ポジションは常時点灯する)
で? 「はっきり言って都会専用ですな・・・・」
まぁ、予想はしていたけど、いくらハイパワーとは言え、1W程度のLEDでは、絶対的に照度不足。やっぱり5W位の奴をそれなりに仕込まないと無理っぽいな・・・
とは言え、5WクラスのLEDだと、ホントに放熱が苦しいのと、DC側の発電量が足りるかどうか・・・
おや?、こんなトコに5WLEDが・・・ 笑
<2006.9.11>
|
|
 |
|
|
|