足回り
ワンオフロータ2代目 ・フロントブレーキ
5FA1のフロントブレーキは効かない。原付と同じブレーキでは効かないのも当然だが、ノーマルでは命が
危ないので、ブレーキ強化は必須。JOG用ヤマンボや、台湾φ190ローターなんかが定番だが、ローター径
拡大が効果的なようだ。
 ローターは最初、キタコの鋳鉄ローターをつけたが、錆びるのとカーボン製のインナーが割れるので却下。
フローティングぢゃなくてもイイやって言う感じだったので、いっそのこと作っちゃう事にした。
幸いGアクのローターはオフセットがないので、板切り抜けば出来そうだ。てきとーな図面引いて、取引先の
業者さんにわがまま言ってレーザー加工してもらった。
 最初はどうせ作るなら派手な奴と思い、ペータルタイプにしたのだが、効きはともかく1000Kmでパットが
無くなるので、結局普通のφ195のローターに落ち着いた。キャリパーは貰い物のKDX220R用2POTで、
キャリパーサポートも当然ワンオフ(って程ではないが)で構成している。マスターシリンダがノーマルなので、ガッツンとは効かないが、握ればそれなりに効く。
実は既にロータVer3製作済みなのだが、サポート作るのが面倒なので放置。
・リアサス

 ノーマルのリアサスはお世辞にも良いとは言えない。路面の段差で結構怖い思いをする。
おまじないとだと思って一番安かったキタコのショック(¥5500)を付けてみた。
まぁ、ノーマルよりは良いかな。
 ただし、ショック全長が伸びるので、センスタ立ててもリアタイヤが接地してしまう。
センスタにM16のナットを溶接して下駄を履かせたが、タイヤサイズが変わっていることもあり、
まだギリギリ接地している。

・タイヤ

 ノーマルのチェンシンは減らない。
 9000Km使ってもまだ3分山位残っていたのだが、会社の同僚から
 レースで使った9分山のNチビ用前後タイヤをタダで貰ったので即装着。

 フロント:DUNROP TT91 100/90/12
  リア  :DUNROP TT91 120/80/12

  フロントはノーマルより外周長で150mmほど大きく、3%強メータ誤差が出る計算だが、
 まぁいいか。タダだし。
・没ネタ、ハッタリペータルディスク

折角なので、初代ワンオフロータ、「ハッタリペータル君」も掲載してしまおう。
今見るとヤケに小さく見えるが、これでも外周はφ190ある。
 まぁ、 初めて参加したオフ会で、そこそこ受けたのは良かったのだが、
所詮パチもんの「ペータルもどき」なので、性能的には今ひとつ。
パット馬鹿食いと言うこともあり、わずか1000kmほどの使用で廃棄となった。
 
φ240ローター ・φ240ローター
 隔離病棟仲間の「Kenkenさん」が、鋳鉄ロータの錆で困っているという話を聞き、以前メーターカウルを
譲っていただいた義理もあって、「ぢゃ、作っちゃいますか」と言うことになった。
どうせ作るなら、見た目にインパクトのある奴にしましょうと、無謀にも直径240mmのローターにしたのだが、
ついでなので自分の分も作ってもらった。
 コレがローターVer3なのだが、サポート作るのが面倒で、長いこと放置状態だったのだ。しかし先日、
Kenkenさんがφ240ローターを装着された写真を見て、俄然やる気がでてきたので、今日一気にサポート
作って装着してしまった。ついにうちのヘタレ号も「フロントブレーキローター径では日本一のGアク」
(未確認)になったワケである。
 キャリパーサポートは、実際には作るのが面倒と言うより、作るための寸法を測るのが面倒なのだが、
今回は透明アクリル板を使って、現物を置いて穴位置を写し取り、そのまま現物あわせで作ったので、
割とすんなり出来てしまった。(製作時間約3時間)

 実際に装着してみると、やっぱりでかい。暫く眺めながらにやにやしてしまった。
とりあえずパットも新品に交換したので、まだ当たりが出ていないが、効きそのものは悪くない感じだ。(2003.5.10)
・驚愕の事実判明

 それは、金曜日の夜、キャブセット変更した後の試走中に起こった。
 いつものテストコースで全開走行。「をを、なかなかいい感じ」なんて思った矢先、
 ブレーキングの感触がとてもヤな感じ・・・・・・。
 即座にピットイン(某洗車場だが)して車両点検。ディスクもキャリパーも異常ない。
 ・・・・「もしや、いや、でもまさか」・・・・・・・・・・・
 パットを外してみて、目が点になった。
 まだたった300kmしか使ってないパットがもう無くなっている!!

 うーん、いい気になってスリット切りすぎたかなぁ。
 折角キャリパーサポートまで作ったのに、元に戻すのも何だかなぁ。
 でもさすがに300km毎にパット交換は、ビンボー人の通勤車両には向かないよなぁ。
 しょーがねーからVer4作るかなぁ。
 全く金のない時に困ったもんだ。 (2003.5.18) 

 
・φ240ロータその後

  300Kmでパットが無くなったφ240ロータだが、前のφ195に戻すのも悔しいし、かと言ってブレーキ無しぢゃ乗れないし、
 悩んでいる間にも会社行かなきゃなので、とりあえずDトナ黒パット入れて様子見していた。
 暫くの間、毎日パット残量気にしていたのだが、なんかあんまり減らない。
 そうこうしているうちに300km越え、500km,1000kmと順調に走行距離は伸びていく・・・・。
 結局パットの材質が合ってなかったって事だったようだ。
 Dトナ黒パットでも、とりあえず効きに不満はないので当面これで行こう。(何と言っても安いし・・・)
 
POLSO 120-70-12 ・リアタイア交換

ウチのG悪は通勤号なので、走行距離もそれなりに伸びていく。
必然的にタイヤも減るのだが、TT91の減り方は、ノーマルチェンシンと比べればまさに「激減り」なのだ。

これまで2回前後タイヤ交換しているが、いずれも「貰い物のTT91」で、交換工賃だけで済んでいた。
だが、いつもそんなに都合良くTT91が転がっている訳はなく、とうとう今回は、「タイヤ購入して」交換する
事になってしまった。
逆に、新規購入って事は、タイヤの銘柄もサイズも選択可能なワケで、どうしようかちと悩んだが、
結局同じDUNLOPの「POLSO」130-70-12を付ける事にした。

言うまでもなく130-70-12って言うサイズは純正サイズではない。
これまで履いていたTT91が120-80-12だったので、これより若干小さくなるかな、位の理由で選択
したのだが、組んでみたら、狭いリムに無理矢理ワイドタイヤ押し込む事になり、ビートが上がらなくて
一時はもう駄目かと思う程だった。
TT91は同じ幅だが扁平率が80%なので、逆に組みやすかったわけだ。
DSとかが純正サイズ以外のサイズを組んでくれないのは、こんな事があるからカモ。

 計算上ではタイヤ外径はTT91より小さくなるはずだが、リムの関係で見た目はほとんど変わらない。
センスタ立ててもリアタイヤは相変わらず接地してしまう。
グリップがどうこうとか言うのはまだ分からないが、ノーマルチェンシンより悪いはずはないので、
あとは耐久性が良くなれば文句はない。
せめて5000Kmは保ってもらいたいものだ。

 (2003.10.5)

 

何かヤケに小さく感じるけど・・・110-70-12 ・フロントタイヤ交換
 

さて、リアは交換したがフロントはまだまだ大丈夫、なんて事はなく、
フロントも順調に消耗してスリップマークが出現したので、やっぱりD305に交換することにした。
これまで、「貰い物だから」と言う理由で、タイヤ外径が違っても我慢して履いていたが、
今回はわざわざメータ誤差気にする必要もないので、純正サイズの110-70-12にした。
交換してみると、見た目にはかなり小さく感じる。

タイヤが純正サイズになったことで、メータ表示はノーマル並になったはずだが、
実際タイヤ交換だけで、最高速が 「ぬわふ」→「ぬぬわ」と、何と8Km/Hも差が出た。
悟浄七段さん
所にタイヤサイズの比較データがあったが、
やっぱりこのD305Fはノーマルチェンシンより外周で2cm程小さいらしい。
ノーマルより多少甘くなったはずだが、ノーマルがアンハッピーメーターなので、
多少甘い位がちょうどいいのかも。
まぁ、メータパネル弄った事によるメータ誤差もあるはずで、
実際どの位誤差があるかはよく解らないのだが、
とりあえずメータ表示だけでも速くなったので良しとしておこう。
φ242ローター ・φ242ローター

さて、1年半ばかり使ったφ240ローターだが、いい加減摩耗したのと、
スリットの所にクラックが入ってしまったので新たに製作した。
全く同じモノ作ってもつまらないので、今回は2mm大径化してφ242にしてみた。
スリットも多すぎても弱くなる感じだったので、数を減らして不等ピッチに・・・あまり意味無いけど。

2mmの大径化がどうかって?そりゃ、


φ240より大きいって事にのみ


意義が有るんですよ。  笑

(2005.1.1)

 

ZRX用キャリパー+φ242ロータ ・ZRX用キャリパー

長いこと愛用していたKDX220用キャリパーだが、ちとガタが来たので
ヘンタイ仲間のあおいさんから頂いたZRX用のキャリパーに交換する事にした。
ZRX用も片押し2POTなので効きの方は大差ないだろうが、
今回はアルミでキャリパーサポート作ったので、バネ下重量は多少減ったかも。

色的には金色になったので、ちと派手目に・・・笑


効能:ふむ・・・やっぱり効き自体は変わらないね・・・ 笑

(2005.12.11)
 

 

・ノーマルキャリパ&KNロータ

長い事、ワンオフローター使って来た訳だが、いかんせん「パットが保たない」のにうんざりしていた所に、
キャリパーが不調で全然ブレーキ効かないと言う致命的な状況になってしまったので、
思い切ってキャリパーとローター全交換という荒技発動!
でも、「キャリパーは貰い物で」って言うポリシーは放棄してないので、
ほりさんに貰ったノーマルキャリパ装着。自分の?・・・外したのが昔過ぎてどっかいっちゃったし。 笑
ロータもどうしようかと思ったけど、ノーマルキャリパだとローター径の限界があるので
ギリギリかも知れないと思いつつKNのφ200ペータル購入・・・

つけてみたら・・・

 「なんか小さい」  (笑)

いや、この位がフツーだけど。
効きの方は、「必要十分」って感じ。
マスターもOHしてエア抜きも真面目に(笑)やったら、タッチは凄く良くなった。
あとはパットの寿命がどの位かだな。
ちなみにパットはDトナの「ゴールデンパット」って奴にしたけど、どうなのかなぁ・・・・

(2006.09.03)
「Dトナショウワのリアサス ・リアサス交換

流石にね、地球一周分も使えばサスもへたる訳で・・・
ギャップのない直線でもフワフワ感・・・
いい加減交換しなきゃ、と思ってあれこれ物色してたら、
ぐうさんから「走行0kmのDトナサスありますよ」とのありがたいお言葉・・・m(__)m

交換後、それはもう当然良くなりましたよ。

この手の部品は徐々に劣化するので、毎日乗ってると変化に気付きにくいが、
だからこそちゃんとメンテしないとね。

(2006.09.24)

 

・前輪全交換 <new!>
さて、久々の更新ネタは、前輪全交換と言う荒業。w

いきなり装着写真だが、
・スズキZZ用12inchアルミホイル
・カワサキシェルパ用φ250ロータ
・ヤマハOEMブレンボキャリパー
・ホンダNSR50(に付けてた)TT91 (w)
と言う、国内4メーカーコラボレーションな構成である。
まぁ、結果的にこうなっただけだが・・・・

最初は、ガタの出始めたKNロータの代わりに、何か流用できるロータがないかと、
パーツオフで物色中に見つけたシェルパ用ロータ。
\4000もしたけど、ほとんど使ってない極上品だったので衝動買い。
で、アダプタ作ろうと寸法当たったら、ノーマルホイルだとどうしても強度的に持ちそうもない・・・。
ノーマルホイルはロータ取り付け面が鉄板溶接なので、削る訳にもいかず、
どうしたものかと思っていたが、今度はZZホイルが・・・
ベアリング固着&腐食ありで程度は良くなかったけど\2500・・・
こいつなら、最悪削れば何とかなるだろうと、あまり深く考えずに購入。

ノマルホイルとZZホイル、それぞれ各部の寸法を採り、CADで比較してみると、
ZZホイルのロータ取り付け面と、シェルパロータが来るべき位置の間には8mm程隙間が出来る。
をを、ばっちりOKぢゃん! と思ったのもつかの間、
今度はスピードメータギアが入りそうもない・・・orz

後から聞いた話では、GアクにZZホイル入れてる人は、BWsの前脚を使うそうだ。
BWsの前脚だと、フォーク間の間隔が広くてこの辺の問題もクリアできるらしい。
だが、既に\6500も投資している上に、更にステムとフォークを購入するなど、
おぢさんの財力では到底無理・・・
最悪、機械式メータをあきらめるかとも思ったが、メータギアばらしてあれこれ調べているうちに、
ギアケースだけぢゃなく、ギアも削れば何とかなりそうな気配・・・
結局、ギアケースの内側と外側加工して、ギアも3mm程削り、ZZホイルに合うシールを付けるための
アダプタも削り、寸法あわせのカラーも作り・・・
と、見た目には分からないところに滅茶苦茶手間が掛かっていると言う、

 「正に自己満足のための改造」

の典型みたいなネタだったり。 w
ロータのアダプタと、キャリパーサポートは当然ワンオフの削りだしだが、実際の所、
旋盤とフライスが使えれば、それほどの加工でもない。
(とは言え汎用機でシロートが作ると4時間位掛かったが・・・w)
キャリパーサポートから出ているケーブルは、サイクルコンピュータ用のピックアップのケーブル。
センサ自体はサイクルコンピュータの付属品ぢゃなく、会社のゴミ箱にあった
エアシリンダ用のセンサだったりするが、まぁ、この辺は深く追求しない方向で。
汚かったホイルは、KUREのラストリムーバーで擦ったらかなり綺麗になった。
タイヤは例によって同僚からのもらい物。
それから、今回使用したヤマンボは、とうとう「貰い物」ではなくなってしまった。
と言ってもBBさんから格安で譲ってもらったものだが。
1月にロータを購入して、実際に装着できたのが10月・・・また、途中完全放置なき間もあったが
他車用部品の流用はやっぱりなかなか一筋縄ではいかない。
無論、その分できた時の自己満足度は高いけど。

でも、やっと出来たと思ったら、仲間内ではもっと変態な人が・・・

(2008.11.24)
   

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